ヘルタースケルター (Feelコミックス)
ついに幻の連載『ヘルター・スケルター』が単行本化。圧倒的な画力と想像力、そしてストーリーテリングで、一度読み始めたら止まらないジェットコースター並みの速力でグイグイ物語へ引き釣り込んでいく。美の権化「りりこ」を中心として、周りともども巻き込んで行くどろどろの展開は、もう目を見張るばかり。キャッチコピーでもある「最初に一言 笑いと叫びはよく似ている」と言うのが秀逸。一気に読んでしまうこと請け合い。鳥肌と涙が出ました。
SAKURA ‾ 雪月華 ‾ (ファミ通文庫)
小説としては、かなりの作品です。舞台劇の話なのですが、
もとがゲームなので、主人公の立場からみた世界で構成されています。
ただ、ゲームゆえに好きなヒロインは人それぞれになります。
全体としての作品にするために、ヒロインは作品内でもヒロインを務る
「草薙小雪」をメインヒロインとして構成しているので、
その他のヒロインが好きな方は多少の不満があるかもしれません。
しかし、その他のヒロインが主人公だった場合、
舞台としての作品から遠くなってしまうので
舞台のヒロインをメインヒロインになるのは、
作品をより良くするには当然のことだと思います。
内容は、読み始めたら止まらなくなるぐらい、
うまく物語の世界に引き込むように作られています。
一度読んでみてください。いろいろな時代が出てきますよ。
TECH GIANイレギュラーズ summer(エンターブレインムック)
アマガミ特集・応援本となっていますが、良い意味で「高山箕犀」本といったところでしょうか。
アマガミとしてみると、オフィシャルコンプリート本でも出し切れなかった裏話や設定資料・イラストや関係者のコメントが大量に掲載。
さらに、TLS(トゥルーラブストーリー)シリーズやキミキスを含めて、高山さんをはじめとするスタッフの開発裏話がてんこ盛りです。
それにしても、高山さんがこれだけ開発に深く関わっているとは思いませんでした。また、18禁でないギャルゲーに対しての想いとか考え方も述べられていて、そこも含めて全部「アマガミ+キミキス+TLS+etc」本にして欲しかったです。
(まさか農ドルちゃんがあるとは…)
復刻!東映まんがまつり 1975年春【DVD】
私はこの回のまんがまつりはリアルタイムでは見ていないのですが、このレビューを書く前日に全編(約3時間数分)を見て1番グッときたのは1本目の「アンデルセン童話にんぎょ姫」でした、にんぎょ姫は主役2人の声優さんが凄過ぎて(おはなはんの樫山文枝さんとベルばらの志垣太郎さん)後音楽と絵(作画)も凄過ぎてこれは同じ人魚姫のDさんの「L.M」とは別格でこっちのほうが上手(うわて)なんじゃないの?と私は思っています、この「にんぎょ姫」は今の子供に見せたら号泣するのではないかと・・・(にんぎょ姫だけは現在では不適切な言葉等は一切ございませんでした、100%ではないのですが全編通して見て約80%ぐらい不適切な表現、言葉等はございませんでした)、後4本目の「仮面ライダーアマゾン(ブローアップ)」本編終了直後に「コンドールマン」の新番組予告が収録されています。
シンフォニック=レイン CD通常版
シナリオ、システム、そして雰囲気を盛り上げる最重要ポイントの音楽
どれをとっても申し分ないです
難しめのミニゲームも設定でオートに設定できシナリオを楽しむことに専念できます
このゲームはシナリオ・・・・そして音楽を楽しむゲームです
岡崎律子さんの作られた曲は全てのシーンにマッチしていてそして泣かせてくれます
ちょっと残念だったのは
プロローグのフォーニが歌うところがオープニングムービーそのまま
(ゲーム起動時に流れるムービー)
だったのが残念でなりません(なので☆4個です)
CD版かDVD版かは自分のPCの環境に合わせての購入で宜しいかと思います