平安京エイリアン
約20数年前、まだ家庭用ゲーム機もまばらな(ファミコン市場流通前。カセットビジョンのエポック社等が全盛期)古き善き時代・・・
世がゲームセンターでインベーダーブーム一色だった同時期に登場し当時圧倒的だったインベーダーの人気をも二分した(当時の人気マンガ「ゲームセンターあらし」にも度々登場)幻?の名作。
これをやる為にGC&GBPを購入、自宅TVであのアーケード風を再現・・・音があのアーケード独特の音なら最高だったが・・・
このGB版(と言っても他機種で出てるのは聞いた事は無いが)1本にGBオリジナル「New」モード(キャラが初めからカラーで大きめ。
ルールは一部迷路の壁抜け出来るとこがある以外ほぼ同じ)と元祖アーケード版の「OLd」モード(アーケード同様の白黒モノトーン、GC本体側メニューで色付きには変えられるらしい。キャラは今見るとほぼ紙芝居?レベル細く小さめ)の2種類搭載!?ミドルシニア世代のコレクションに是非!
蘇るBASICプログラミング プチコン公式活用テクニック
これからBASICを始める人の入門本ではなく、昔、BASICでプログラムを組んでた人のプチコン入門本です。
そのため、BASICの基本文法などの説明はなく、プチコン特有の部分が多く説明されています。
例えば、ボタンやタッチパネルからの読込みはどうやるか。
例えばグラフィック画面やスプライトはどのように表示させるかなどです。
これらが具体的なサンプルプログラムと共に説明されています。
特にキャラクタや背景の重ねあわせ方、スプライトの拡大縮小や回転、画面のスクロールの仕方など画面に関する機能は詳細に説明されています。
人によっては、取説を読んだだけでこの辺を理解できる人もいるでしょうが、この本を読むことで、より理解しやすくなります。
特に私は、スプライトやスクロールについてなど図でわかりやすく説明してあるところが役に立ちました。
また、100行プログラムから大作までサンプルプログラムも載っています。
サンプルプログラムとして平成エイリアン(中身は平安京エイリアン)も載っていて、楽しめる内容になっています。
(平安京エイリアンは作者の許可もとってあること)
他にも、命令、関数の一覧はもちろん、予め登録されているスプライトパターンの一覧もあり、豊富な内容となっています。
ちょっと値段の割にはページ数が少ない(これが星一つ減)ですが、これからプチコンを始める人(私もそうですが)にとっては、良い本だと思います。