大いなる眠り (創元推理文庫 131-1)
自分の職業(双葉流に訳すと商売かな)に対する矜持。
自分のスタイル流儀を貫く意志の強さ。
異性 弱者に対する優しさ。 ありきたりとおっしゃる向きもあろうが、
やっぱり男子たるものかくありたい。
この作品のマーロウが一番好きです。
定番落ちは何とも残念。双葉さんの訳文も歯切れがよくて読みやすい。
東京創元社さま 復刊期待してます。
バッハ:マタイ受難曲(抜粋)
マタイ受難曲は全曲だとCD三枚組みで3時間以上と長大な曲なので聴くのも大変なので抜粋版を購入しました。とても良い曲ですね。受難曲と言うと恐いイメージがしましたが全く逆で哀しい感じで気持ちよく聞けました。全曲が欲しい気もします.
アフター0―著者再編集版 (3) (ビッグコミックスオーサーズ・セレクション)
岡崎二郎の待望の再出版、「アフター0(ゼロ)」著者再編集版!
今回発刊された3巻と4巻は、「大いなる眠り子」シリーズが収められています。
ちょっとしたことから、父の魂が、生まれたばかりの自分の子供に同居することになったスーパー赤ちゃん あきおくん の活躍。その始まりから終わりまでがこの2巻に。
いままで、絶版で読めなかったこの話も、より読みやすくなって再登場!
また、3巻には単行本初収録「不思議なじいさま」が収められてます。
R.シュトラウス:作品集
カラヤンとベームという巨匠の指揮によるものでどれも素晴らしい。これが、この価格というのはお得だと思う。R.シュトラウスは現代で聞きづらいという印象を持つ人がいるかもしれないが、これはそんなことは感じられない。減点材料としては「アルプス交響曲」と「4つの最後の歌」の歌詞カードがついていないこと。
三つ数えろ 特別版 [DVD]
R・チャンドラーの「大いなる眠り」の映画化。W・フォークナーが脚本を書いているとされるがチャンドラーがフォークナーを嫌い(フォークナーもアメリカではそれほど有名でない。しかも南部人)書いた部分を削除。自分で書いたという。当時はチャンドラーのほうが偉かった?少なくとも脚本は上手い。もう手本みたい。特に会話は。原作が自作だから南部人の有名でない作家にいじられるのを嫌ったとか。いろんな説が錯綜。映画を見るとチャンドラーでは?フォークナーではない、と思う。南部の話しか書けない作家だから。テンポが鈍臭い。重厚ともいうが。ボギーのマーローもよい。もうハードボイルドというかフィルム・ノワールの古典。DVD見直したがフォークナーは書いてない、と思う。そもそも脚本など無理。お金だけ貰った?よく知らない。川本三郎トクニン准教授に聞いてください。脚本書ける器用な作家ではない。