闇金ウシジマくん 3 (ビッグコミックス)
作中、愛沢君は呟く。
「どいつもコイツも、気の抜けたマヌケ面でイライラするぜ!!
普通が幸せか?平和が一番か?お前らには無理な相談だな。
自分の範囲だけでコトが済む時代は終わった・・・」
これだけ読むと哲学者のようである。時代認識として正しいことを
言っていると思う。
ではこの発言をした男はなぜ結局みじめに自滅して果てるのか。
あまり長々とレビューを書くわけにいかないので端折ると
このコミックはもしかしたら宗教性への回路を意図しないで開くものだと思う。
ウシジマ君は「すでに死んでしまっている人間」を成仏させる(または引導を渡す)役割を引き受けたものである。そのような存在はふつうの意味でいう人間ではない。彼が度重なる危機を平然と超えていくのは偶然ではない。だって人間じゃないんだもの。
愛をくらえ(通常盤)
ツアーライブで聞いたときはピンこ来なかったが、「スマグラー」のPVと、今回CDとして聞いた時「う〜ん いいな!!」って感じ。
端的に表すと、「魂に呼びかける響きの塊」でしょうか。
どうりで、ライブの際に普段穏やかな海昼さんが、髪を振り乱してギターをアンプに近づけてフィードバックさせていた理由が分かりましたwwwww
Superfly渾身の一作といっていいでしょう。
闇金ウシジマくん 23 (ビッグ コミックス)
ウシジマくん、大好きです。
現代社会の闇を強烈に描けていると思います。
登場人物がどこにも善人がいないのが良いですね。
また、話のオチも救いがないパターンが多いのも良いですね。
これからもウシジマくんから目が離せません
愛をくらえ(初回限定盤)
やさしい気持ちで の時は うたのおねえさん
i spy i spy の時は 唄のオネエサマ
Free Planet の時は 吠える雌ライオン(中村達○氏評)
と、様々なボーカルスタイルを見せ、
知らない人にはこれが同一人物の歌唱だとはとても思えないであろう多様性を聞かせてくれる越智志保嬢。
今回のシングルもまた以前とは一味違った仕上がりになっております。
・相変わらずシャウトは決まっておりますが、全体的に抑え目で感情表現に徹したと思われるボーカル。
・ギターはヘヴィでリズムはミディアムテンポ。曲調は重苦しく、孤独のハイエナHardrockVer.といったところでしょうか。
個人の感想としてはとても気に入りましたが、一般受けはむずかしいでしょうね。DVDは前回のlemonbatsとの共演の衝撃は超えられなかったものの、Live初お目見えのBeep!も聞けますし、曲数も多いのでこれだけでおなか一杯になれました。