愛情物語 デジタル・リマスター版 [DVD]
聴覚障害者であります。
原田知世ファンであって、出演の映画を全部鑑賞しました。
そのときはセリフの字幕がなく、原作本やシナリオ本を読んだので、なんとかストーリーは理解できました。
当初のDVD発売時は、時をかける少女や天国にいちばん近い島は日本語字幕を収録してるのに、
なぜか愛情物語は、日本語字幕を収録されていませんでした・・・再販売も収録されなかったままでした。
デジタル・リマスター版は、やっと日本語字幕を収録されています。
鑑賞してみたら、まあ、こんなものでしょう・・・っていう感じでした。
オープニングやエンディングは出ない・・・なぜだろう?
まあ、音楽シーンが多くて、あまり興味がなかったけど、ストーリー性はまあまあでした。
脇役の渡瀬さん、倍賞さんは演技は光っています。
愛情物語【字幕版】 [VHS]
30~40年代一世を風靡したピアニスト、エディ・デューチンの波乱の生涯を綴った感動の名作です。甘美な演奏で成功を収めた音楽家としての人生だけではなく、愛妻の死、息子との葛藤、妻の死を乗り越えて得た幸福など、感動的な人間ドラマに仕上がっているところがポイントです。
物語の折々で演奏されるショパンの『夜想曲』をアレンジした『トゥ・ラヴ・アゲイン』は、今やスタンダードと称されるほどの名曲になったことからも、この作品がいかに多くの人々に愛されているかを示しています。
デューチンを演じたタイロン・パワーのピアノ演奏は、実際には人気ピアニストであるカーメン・キャバレロが奏でているのですが、まるで実際に自分で弾いているかのような演技で、圧巻です。このカーメン・キャバレロは生前のデューチンと親交があったそうで、ほぼおなじ時期にダンス・バンドリーダーやピアニストを務めていたそうです。
タイロン・パワーの名演技はもちろん、デューチンの息子ピーター役の子も、なかなかの演技を見せてくれます。
愛情物語【字幕版】
懐かしいタイロン・パワーとキム・ノヴァクの共演する「愛情物語」。エディー・デューティンの生涯を取り扱った素敵な作品です。
ただタイロン・パワーが少し歳をとってからの映画ですので、若かりし頃のエディー・デューティンを演ずる場面には少々無理があるかも。それはさておき、子供時代に観た洋画を今再びビデオでテレビのブラウン管を通して見られるとは、喜ばしい限り。お薦めいたしますヨ。
Mi-Ke Golden Hits~20th Anniversary~(DVD付)
ファンは勿論、そうでない人も一聴、一見の価値アリです。
アイドル的な外見に惑わされず、凝りまくった歌詞、アレンジ、変幻自在なボーカルを是非とも楽しんでほしいです。
CDの未発表曲もそれなりに価値はありますが(できれば、BBQじゃなくてMi-Keの未発表曲ならなお良かった)、 注目すべきはDVDの『想い出の九十九里浜』オリジナルVer.です。
活動当時に発売されたビデオにも未収録なので、おそらく初商品化だと思われます。
※「おそらく」と書いたのは99年にLDでビデオベストが出てたらしく、そちらに収録されていた可能性があるので。
CDの収録曲は、前に出たベストとはマイナーチェンジしており、今回『涙の太陽』『キャロル・メドレー』が初ベスト収録されています。
ただ、両A面シングルであった『スワンの涙』は、いつになったらベストに入るのでしょうか。この曲好きなんですけどね(涙)
心は実験できるか―20世紀心理学実験物語
著者が心理学の学位を持ち、臨床心理士でもあることを考えると、どうしても教科書的厳密さや妥当性を求めてしまいがちなのかも知れないが、本書はあくまでも、精神疾患に苦しんだ経験を持つ著者の個人的産物だ。著者にとって、心理学・精神医学は生活の糧というよりは、「こだわり」の対象なのだろう。
私は心理学のことを詳しく知らないが、選び出された10の実験が、20世紀心理学史をなすものだとは最初から思わなかったし、著者もその旨を断っている。更に著者は「物語を語る」と宣言しているので、実験を紹介しつつも、関連すると思われる自分自身の経験を語ったりしているのも普通のこととして受け取った。
つまり本書は、内容的には科学を扱っているが、娯楽のための本ということであって、私はそれに不満はない。そもそも、私がこの本に出会ったのは、著者がゲストエディターを務めたThe Best American Essays 2006の中で書いていた序文であり、そこで彼女は、この本について批判を受けたことを生々しく語っていたから興味を持ったのだ。
☆を1つ減らしているのは、そうではあっても、もう少し実験について具体的な記述が多かったらもっと面白かっただろうにと思うからだ。
本書は翻訳書としてとてもよくできていると思う。文章がこなれており、誤訳を疑わせるような引っかかりが皆無だったからだ(実際に誤訳がないかどうかは分からない)。これは簡単なようでいて、現実にそれを達成している翻訳書はそんなに多くないことを考えると、高く評価できる。