物語の体操―みるみる小説が書ける6つのレッスン
この本は確かに、小説を書こうとする人が実用書として読むのにもふさわしい具体的な「書くための基礎トレーニング」の手法ももりだくさんです。しかし私は、この本を通して大塚さんが読者に問いかけている、「小説とはなにか」「物語とはなにか」という問いと、その問いに対する著者自身の教養あふれる洞察に感じ入りました。様々なレベルで知的好奇心を満たしてくれる一冊です。
メカたんていペンチ ちからパンツ (ポプラ社の矢玉四郎の本)
この本にでてくる「あたまのぞきビデオ」は矢玉の絵がおもしろく、とにかく楽しめます。パンツ屋さんの秘密のパンツをはいてしまうのもおかしいですが、ペンチがおおげさにそれを脱がせる機械をつくるのもいいですね。
山賊のむすめローニャ (岩波少年文庫)
個人的にリンドグレーン作品の中で一番好きですでもだからこそ私の中ではリンドグレーン作品で一番好きな作品です