ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ スタンダード・エディション [DVD]
初めて見ました。
漫画原作でTVシリーズの人気作を映画化にしたもののようですが、そういうこともまったく知らずに映画を見ました。
そういう前提での感想としては、疑問符をいれずにあるがままに受け入れる作品かと思います。
それほど複雑な話ではなく、福本伸行氏の『カイジ』『アカギ』にタイプが似ています。
「ライアーゲーム」という人間の欲望を利用したゲームを11人の若者にさせて、その様子を誰かが見守っているというストーリーです。
そこに表れた人間模様に面白みがあります。
TVゲームをする感覚で遊べる映画作品かと思います。
LIAR GAME 12 (ヤングジャンプコミックス)
殺人ものでいえばコナンや金田一の漫画がある訳だが、それらは舞台がかわるだけで殺人犯を捜すという目的がかわりなく、コナンに至ってはストーリーののばしすぎで読者を飽きさせてきている気までしてくる。
私は相手の思考を読みそこから色々話を逆転させたりする物語がすきで今までクロサギを主に読んでいたわけですが、ライアーゲームの良さは、ジャンルがゲームという広いものなので、最終展開はなんとなく分かっていても、そこにたどりつくまでの内容が毎回新鮮味に溢れている事だと思う。
そういった意味でも頭のきれる相手との一騎打ちだけでなく、三人目の切れ者の登場とかは非常に良いと感じました。
ライアーゲーム シーズン2 DVD-BOX
緻密な論理合戦の底に沈められた<共存>というテーマを、ドラマ版は、原作以上に描き、感動的である。
従来の映像法則を良い意味で無視した縦横無尽なカメラワークも秀逸だが、やはり、あくまで<共存>を願う直の「最後の一手」が出る瞬間が、このドラマの最大の見せ場であると思う。
その意味で、どんなサスペンスよりスリリングであり、どんな感動物語よりも深く胸に突き刺さる。
「カイジ」を引き合いにこのコンテンツが否定されるのであれば、「NARUTO」は「ドラゴンボール」の、「クレしん」は「サザエさん」の二番煎じと断罪されなければならない。(もちろんそんなことはナンセンスも甚だしいことだ) 同一路線が封じ込められてしまったら文化は死ぬ。「カイジ」には「カイジ」の、「LIAR GAME」には「LIAR GAME」の、作品的な楽しさと、そして意義がある。
「LIAR GAME」が原作、ドラマともに一定のクオリティを保持していることは疑いようもない。気に入らなければ観なければいいだけのこと。他者を批難しても、自己は正当化できない。
LIAR GAME2 ~シーズン2&劇場版 オリジナルサウンドトラック~
シーズン2を見てとても気になる曲があったのですが、その曲「Garden of Eden」が収録されていて良かったです。 聞いているだけでドラマのシーンが思いだされて、とてもわくわくした気持ちになれます。